「〜ことができる」と「動詞可能形」
1.可能表現
人、物が動作や状態を実行できる、できないことを表現する。
初級:V−辞書形+ことができる
V−可能形
中級:〜える・うる 〜えない 〜かねる
2.可能性とは
1)能力をもっている
L18 山田さんはベトナム語ができます。
山田さんはベトナム語を話すことができます。
L27 山田さんはベトナム語が話せます。
2)事情がゆるす
L18 この店は、カードで払うことができます。
L27 この店は、カードが使えます。
3.「V−ことができる」と「V−可能形」
1)「V−ことができる」と「V−可能形」は微妙な違いをのぞけば、相互にいいかえることができる。
◆例文
私は100メートルぐらい泳ぐことができます。
私は100メートルぐらい泳げます。
2)動詞の受身は可能形にできないので、「V−受身+ことができる」を用いる。
◆例文
親の愛情を知らない子供は、大人になっても愛されることができない。
3)あらたまった、固い表現は「V−ことができる」を使うことが多い。
◆例文
ご要望にお応えすることができません。
4)会話では短い可能形をよく使う。
◆例文
納豆が食べられますか。(納豆、食べれる?)←ラ抜き
4.「可能」を導入する際の注意
1)「V−ことができる」=「V−可能形」を使って、L27「可能」を導入する。
「を」は「が」になる。
◆例文
私は日本語を話すことができます。
私は日本語が話せます。
友だちは漢字を書くことができます。
友だちは漢字が書けます。
2)ラ抜き
Ⅱグループの動詞 食べられる、見られる、起きられる
Ⅲグループ 来られる
3)「可能」ます形で導入したら、普通形を確認する
泳ぎます(Ⅰグループ)→泳げます(Ⅱグループ)→泳げる・泳げない・泳げた
4)「可能」になると、意志の意味がなくなり、状態を表す
以上の点に気をつけて、 L18「〜ことができます・できません」、L27 可能動詞の口頭練習を考えましょう。
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